* フリースタイルカヤック | 高久 瞳

2021秋の早岐ウェーブ
宮川氏撮影・編集

今回の動画は、今どんな課題に取り組んでいるのか? 分かりやすいように編集しました。

課題
・フリースタイルカヤックは競技時間45秒しかないので技をポンポン打つ練習
・難易度の高い技も左右の打ち分け精度を均等に上げていく
・パンナムやバックパンナム、各苦手サイドなど出来ない技の練習
・高得点を狙えるリンクへの取り組み、クリーンブラントマックナスティなど
・流速に合わせて練習する技を選ぶ

流速のあるウェーブや位置どりの難しいスポットでは、ワンライドで何個の技が出せるかが勝負になります。
極力タイムロスなく次々に技を打つ、打ち直して確実に点を稼ぐなどの戦略も必要になります。
そしてメインに練習しているスポットの形状などにより、どうしても左右の技の練習量に偏りが出てしまうので、難しい技ほど苦手サイドの精度アップを強化する。まだまだ練習が足りません!
さらに未だに出来ない高得点ムーブが沢山ありますので、どんどんトライして難しさを楽しみながら攻略の糸口を掴む。永遠の課題ですね。。。
一つ一つの技の精度を上げる事で、リンクムーブが狙えるようになります。
加点を期待して高難易度のリンク技も武器にしていく。
早岐ウェーブは刻一刻と形が変わっていきます。その時その時に応じて、一瞬で状況判断が出来なければドツボにハマることも…。
特に流速に関してはシビアな見極めが必要で、変化を捉えると今どの技が出しやすいか感じることができます。
ここが再現性の高さに繋がる大事なポイントかもしれません。

まとめ
採点競技であるフリースタイルカヤックは、誰の目にも完成してると思われるレベルまで、技の精度を高めていく必要があると改めて思いました。
「なんとなく、それっぽく」では点が入らないですし、見た目のカッコ良さも映えません。
常に可能性は無限にある競技なので、自分の中では出来てるつもり…ではなく、確実に完璧と言える技ができるまでやり込む事!を繰り返してさらにズブズブと底なしの楽しさを感じながら、練習を続けて行きたいものです。


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* Result 過去の戦績

2014フリースタイル ワールドカップ総合優勝。女子K-1種目において第1位。史上初の金メダル獲得。
2019年 フリースタイル世界選手権優勝。女子K-1種目において第1位。史上初の金メダル獲得。

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