presented by Haji Miyakawa

* フリースタイルカヤック | 高久 瞳

2019年10月31日〜11月11日 | タンの瀬3段目トリッキーウー修行 10/31〜11/11まで、山形県の朝日町にある最上川タンの瀬で、新しい技の習得を目指して合宿をして参りました。
トリッキーウーの練習に必要な技術として、まず最初に取り組んだのは、最後のパーツ・バックゴジラでした。
ルーナーオービットのフィニッシュも、同じくバックゴジラになると考え、「バックループ入りからスタートするカートエンド終わりの動き」が、全てに繋がると信じてひたすら繰り返します。
が…無意識のうちに体が動いているようで? どうしてもバックループで返ってしまい、やれどもやれども光明が見えません。
このままでは志半ばで断念…となりそうな気配(汗) しかし目の前ではローカルの大先輩方が、バシバシお手本を見せてくれるではありませんか。
こうなったら秘密を突き止めるまで帰れません! そこからはバックゴジラを諦めて、スプリット入りからトリッキーウーを目指します。 そこでもやはり、最後がバックループに終わる呪縛から逃れられず、気持ちばかりが先走ります。
落ち着いて考え、うまく出来ないという事は自分は間違った動きをしている。まずはその間違った動きを止めることから始めてみました。
思い通りにコントロールしようとするばかりに、体の近くに引きつけていたボートを完全に離す。前を向こうとしていた動きを止めて、後ろに向かって動かしてみる??
今までと反対のことをしてみたら、なんと形になってきた!! これが大きなヒントとなり、6日目にしてようやくキッカケを掴むことができました。
そこから、毎日が発見の連続です。今までにいかにやり過ぎていたか。無駄な動きばかり頑張っていて、肝心な部分のボートコントロールができていなかったか。
視覚で捉えていた技の動きと、実際の体の動かし方の違いに愕然としながらも、ついに正解と思えるパドルの使い方が分かってきたのです。
必要にして最小の体の動きで終わらせなければ完成しないという事を学ばせてもらいました。
今回の発見は、トリッキーウーだけではなく、今まで苦手に思っていたスペースゴジラにも応用できました。
失敗した時に体を捻っているのに、ループになってしまう理由が分からなかったのですが、動きの無駄が多過ぎたことが原因と分かって、劇的に改善されました。
12日間の滞在で、色々な壁にぶつかりながらも、励まされて新しい気付きをもらって、毎日研究しながら楽しく熱心に取り組んで見えてきた世界。
最高の感謝と感動の日々でした! 今後の夢が広がります!!


お気軽にお問い合わせ下さい。こちらのメールフォームをご利用下さい。

* Result 過去の戦績

2014フリースタイル ワールドカップ総合優勝。女子K-1種目において第1位。史上初の金メダル獲得。
2019年 フリースタイル世界選手権優勝。女子K-1種目において第1位。史上初の金メダル獲得。

inserted by FC2 system